KAMO_THEATER(カモシアター)

鴨川シーワールドの飼育係により海の生き物の様子を動画で紹介する「KAMO_THEATER(カモシアター)」。
公式Facebookで定期的にお届けしております。

2016.11.22 Vol.50 ~アゴヒゲアザラシ クローズアップ~

今回は海獣展示三課の加納マネージャーです。

今年も冬を前に、屋内の飼育施設から「アシカ・アザラシの海」にアゴヒゲアザラシを移動しました。
アゴヒゲアザラシにはほかのアザラシとは違う特徴があります。まずは名前の由来にもなっているヒゲです。ほかのアザラシはヒゲの表面は波うっていますがアゴヒゲアザラシのヒゲはなめらかです。触覚はとても発達していて、このヒゲを使って海底の砂の中のエサをさがして食べるといわれています。
次に前あしです。アゴヒゲアザラシはキャッチャーミットのような形をしています。爪は太くがっしりしていて、この爪を立てるようにして移動します。また、氷に穴をあけるときに役立ちます。
「アシカ・アザラシの海」でアゴヒゲアザラシをよーく観察してみて下さい。

海獣展示三課マネージャー 加納 幸司

2016.11.15 Vol.49 ~イルカの睡眠~

今回は海獣展示二課の相良トレーナーです。

イルカが片目を閉じたままゆっくりと泳いでいることがありますが、それは眠っているときに見られる行動です。
研究では左右の脳を片方ずつ眠らせる半球睡眠というすごいことをやっているのが証明されています。これは、外敵から身を守るためだと考えられますが、飼育下では安心しきっているからなのか、ときおりプール底に横になったり水面に浮かんだりして眠ることもあります。眠っているとは知らずに近づくと、トレーナーの存在に気付いて驚き、寝ぼけたような表情で睨む様子もつい可愛いと思ってしまいます。
イルカは一日に短い睡眠を何度も繰り返し、日中でも眠っていることがあるため、ぜひイルカたちの動きや目をよく見て、眠っている様子を観察してみてください。

海獣展示二課 相良 菜穂子

2016.11.09 Vol.48 ~親子一緒に~

今回は海獣展示一課の岩田飼育員です。

シャチのルーナは現在、いろいろな動作のトレーニングを行っています。ジャンプはもちろん、トレーナーと共にプール内で行う動作もいくつかできるようになっています。
その中で、母親の「ラビー」と同じことができるようになった動作を、パフォーマンス中に親子同時に披露することも増えてきました。時には「ラビー」の妹の「ララ」とも一緒のこともありますが、一緒にジャンプをしたり、トレーナーを背中やおなかの上に乗せて泳いだりするなど、大きな体の「ラビー」とまだ小さな体の「ルーナ」の微笑ましい親子の姿にも注目してください。

海獣展示一課 岩田 夏美

2016.11.01 Vol.47 ~育ち盛り~

今回は魚類展示課の小林飼育員です。

「食欲の秋」にちなんで、食欲旺盛なウミガメについて紹介します。
当館にいるウミガメには成長に合わせて、色々なエサを与えています。生まれてしばらくは子ガメだけで飼育をするため、すり身を浮かべて食べさせます。成長すると他の魚もいる大きな水槽へと展示しますが、エサをまいただけでは他の魚にとられてしまうため、係員が直接エサを与えます。エサの時間になると"我先に!"と勢いよく近づいてくるので、すべての個体に均等に与えるのも一苦労です。
また子ガメは月に一度、健康管理のため、甲羅の長さや体重などを測って成長を調べています。

魚類展示課 小林 加奈

2016.10.25 Vol.46 ~抜けた羽毛は…~

今回は海獣展示三課の山田トレーナーです。

ジェンツーペンギンが年に一度の換羽(羽毛の生え換わり)の時期をむかえています。
飼育舎の床を見るとたくさんの羽毛が落ちていて、掃除の際に排水口を塞いでしまうため、何度も取り除く必要があります。また、ペンギンたちが羽毛を誤ってのみ込んでしまうこともあるため、この時期の掃除は手間に加えて「目配り気配り」、いつも以上に気を使います。
ペンギンたちにとって換羽中は体力を消耗するため、新しいツヤツヤの羽毛になった姿を見ると「よく頑張ったね」と声をかけてしまいます。

海獣展示三課 山田 裕介

2016.10.18 Vol.45 ~イルカの補液~

今回は海獣展示二課の酒井トレーナーです。

イルカの補液についてのお話です。
イルカは、エサの魚から水分を摂取していますが、体調を崩し、エサを食べなくなると栄養はもとより水分が不足し、個体によっては脱水状態になってしまいます。
その場合、イルカを捕まえゴム製のチューブを口内から胃まで挿入し、人肌ぐらいに温めた水を補給する処置を行います。同様の処置を胃もたれが原因で食欲が弱くなった個体やお腹の調子が悪い個体にも行いますが、最近では、イルカを捕まえることなくトレーニングによって補液ができるようになりました。以前に比べ定期的に補液ができるようになり健康管理にも役立っています。

海獣展示二課 酒井 琴美

2016.10.11 Vol.44 ~ネズミイルカ「ポラリ」のご紹介~

今回は海獣展示一課の江森トレーナーです。

マリンシアターには、大きな体のまっ白なベルーガに加えて、黒っぽい体色の小さなネズミイルカ「ポラリ」が一緒に生活をしています。
北の冷たい海で生活をする体長1.6mほどの小型のイルカで、日本では北海道の小樽水族館と当館でしか見ることができません。ベルーガとの体格差が理由なのか、「ベルーガの赤ちゃんだ!」とよく言われてしまいます。その可愛らしさをご紹介できる機会がなかなかないので、今回こちらでご紹介します!
「ポラリ」は実はいろいろな種目ができ、回ったり、水を吹いたりする動作だけではなく、体温測定や採血などの健康管理に関する動作もできます。パフォーマンスには参加していませんが、マリンシアターにお越しの際はネズミイルカ「ポラリ」にもご注目下さい。

海獣展示一課 江森 真奈

2016.10.04 Vol.43 ~一皮むけて~

今回は魚類展示課の清水飼育員です。

エコアクアロームの湧水で展示しているタガメは、今年の6月に当館で生まれました。
成長することを「一皮むける」といいますが、タガメの幼虫は「五皮むける」と立派な成虫になります。今回は、このタガメたちの成長をご紹介します。
タガメは水面から出た木などに約100個の卵を産み、ふ化まではオスが卵を守ります。約2週間で体長1cmほどの幼虫がふ化し、数日後に最初の脱皮を行います。白黒のしま模様の背中が割れはじめ、10分ほどでひとまわり大きくなった鮮やかな黄緑色の体が姿を現します。ふ化して約1ヶ月の間に、合計5回の脱皮をして体長6cmほどの成虫になります。
脱皮するたびにどんどん大きくなり、たくさんのエサを食べます。しかも、エサが足りないと共食いをするため、1匹ずつ分けて飼育し、一日に何度もエサを与えます。数十匹のタガメに一匹ずつエサを与えることや、そのエサを確保することは大変ですが、成虫になった時の喜びはひとしおです。

魚類展示課 清水 沙耶

2016.9.27 Vol.42 ~あれっ水はまだかな?~

今回は海獣展示三課の泉トレーナーです。

こちらのプールは、ロッキーワールドの「アシカ・アザラシの海」です。
みなさんお気づきですか?少しずつ水が減っています。良い環境と展示の為に定期的に水をすべてぬき掃除をしています。
動物たちがいる中での掃除は、飼育員だけではなく動物たちにもケガをしないように気を配りながらの作業になりとても大変です。アシカは仲間同士かたまっていることが多いですが、アザラシは好きなところにバラバラでいるので移動してもらいながら進めていきます。
掃除が終わりに近づくと、待ちどうしいのか、水が送られてくるところに自然と集まってきます。きれいになったプールを気持ちよさそうに泳ぐ姿を見に来て下さい。

海獣展示三課 泉 香奈子

2016.9.20 Vol.41 ~イルカの体温測定~

今回は海獣展示二課の法野トレーナーです。

私達トレーナーは、常にイルカの健康について気を配り、飼育をしています。
しかし、どんなに注意をしても様々な病気に掛かってしまいます。その際、エサに薬を詰めて治療しますが、症状によってはプールを落水しイルカを捕まえて治療することもあります。
イルカに余計なストレスや負担を与えないためにも、普段の健康管理は欠かせません。そこで、体調を知る手がかりの一つとして体温測定をしています。イルカのお腹が水面に上がるようトレーニングで誘導し、肛門にセンサーを挿入して直腸温を計っています。36.0℃台がイルカの平熱のため健康状態の重要な目安になっています。

海獣展示二課 法野 滉子

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