KAMO_THEATER(カモシアター)

鴨川シーワールドの飼育係により海の生き物の様子を動画で紹介する「KAMO_THEATER(カモシアター)」。
公式Facebookで定期的にお届けしております。

2016.2.16 Vol.10 ~今日も健康かな?~

今回は海獣展示二課の岩田トレーナーです。

動物の健康状態を知るための1つに体温測定があります。
体温を測る時は、直腸温を測るので肛門から体温計を入れます。このように訓練することで、安全で動物にストレスをかけずに体温を測ることができます。
アシカやアザラシ達の体温は、私達と同じくらいで、35~37℃です。動物も体調の良し悪しで、体温に変化が見られます。
まだまだ寒い日が続くので、私達も動物達も風邪を引かないように気を付けなければなりませんね。

海獣展示二課 岩田 美菜子

2016.2.9 Vol.9 ~イルカのエサ作りと給餌について~

今回はイルカ担当の江森トレーナーです。

イルカに与えるエサは、サバ・ホッケ・シシャモなどの冷凍魚を解凍し、各個体の決められた餌料配分に振り分けています。
傷んでいるエサを与えるとイルカが体調を崩す恐れがあるため1尾ずつ丁寧にチェックし、色が悪く、キズや臭いのある魚は取り除いています。また、エサのバケツに氷を張り冷蔵庫に保管するなど鮮度管理も気を配っています。
エサ作りを終えるとイルカ達に給餌をします。給餌は、体調の確認やコミュニケーションをとる大切な時間です。エサに対する反応や飲み込み方、目つき、体にケガがないかなどをしっかり観察しています。

海獣展示一課 江森 正輝

2016.2.2 Vol.8 ~シャチの歯磨き~

今回はシャチ担当の山﨑トレーナーです。

シャチの健康管理のため、体温測定や採血ができるようにトレーニングをしていますが、歯磨きもそのひとつで、歯をきれいにすることで、病気を予防することができます。
歯ブラシは人間と同じ物を使っています。始めは、歯ブラシに対して警戒していたシャチたちもトレーニングを続ける事により今では自分からすすんで歯磨きをやらせてくれるようになりました。
まず、下の歯を磨きます。表面上は綺麗に見えても、奥の歯や、歯茎の間が汚れていることがあるので念入りにチェックします。この時に、口の中に傷がないかも確認しています。次はひっくり返って上の歯を磨きます。ちなみに、40~50本ほどあるシャチの歯はすべて円錐形をしていて私たちのように前歯や奥歯で形が分れていません。また、口の中の模様も1頭1頭ちがうんですよ。

海獣展示一課 山﨑 美和

2016.1.27 Vol.7

今回は勝俣副館長です。

メスのセイウチ「シュシュ」をアメリカのシーワールドサンディエゴへ輸送してきました。シュシュは2010年生まれで、ここ数年のうちに性成熟をむかえます。以前から将来の繁殖を考えて国内外に移動(嫁入り)先を探していましたが、友好関係にあるシーワールドサンディエゴへの移動が決まり、1月15日にアメリカへと出発しました。
米国シーワールドは事前に、2012年にアラスカで保護されたオスのセイウチ「ミティック」(ビデオ右手前のセイウチ)をテキサス州サンアントニオの施設からサンディエゴに移してシュシュの到着に備えてくれていました。
当初、同居には時間が必要かと考えていましたが、柵越しにお互いを見つけた2頭は早速ヒゲをこすりあわせて挨拶をすませ、そのうち長旅の疲れからシュシュが柵の前で寝てしまうとミティックまで一緒に頭を並べて昼寝に付き合うなど相性は良好に見えたため、すぐに同居を始めることになりました。時差ボケの残るシュシュはその後も昼間に寝ていることが多かったのですが、ミティックはいつもシュシュに寄り添うほどで、同じ年頃の仲間ができたことが本当に嬉しい様子でした。
セイウチの繁殖はアメリカでも順調とはいえない状況で、将来、この2頭の間に赤ちゃんが生まれ、アメリカでの飼育下繁殖を推進するきっかけになってくれることを願ってサンディエゴを後にしました。

鴨川シーワールド副館長 勝俣 浩

2016.1.20 Vol.6 ~おすすめは「ダルマオコゼ」~

今回は開発展示課の齋藤マネージャーです。

エコアクアロームの特設会場では、毎年恒例となった干支にちなんだ生き物の特別展示「2016年申年の生き物~海の申(サル)たち~」を開催しています。
申年の今年は、オスのハサミ脚がとても長くなり、漢字で「猿猴(えんこう)」と書くテナガザルに似ているエンコウガニ、貝殻のすじや赤色の身がサルの頬に似ているサルボウガイ、そして今回特に注目してほしい、ダルマオコゼです。
ダルマオコゼは、岩のような体と大きな頭が特徴の体長15cmほどの魚です。その大きな顔はサルに似ていることから英名で「Monkey Fish(モンキー・フィッシュ)」と呼ばれています。水族館での主役の魚とはいえませんが、大きな胸ビレで水底を歩くように泳ぐブサカワ姿が人気を集めています。この特別展示は、1月31日(日)まで開催していますので、この機会にぜひ一度ご覧ください。
2016年申年、みなさんにとってウッキー!ウッキー!な年になるようお祈りいたします。

開発展示課マネージャー 齋藤 純康

2016.1.13 Vol.5 ~マンボウのルーティーン~

今回は魚類展示課の大澤課長です。

鴨川シーワールドで飼育しているマンボウは、手からエサを食べるように訓練しています。
お客様側から見ると、水槽内に突然人間の手が現れるため、「手だ!手が出てきた!」と驚かせてしまいますが、これがマンボウにエサを与えいるところです。
水槽の上では係員が特製のヒシャクを使い、マンボウに見える位置へとヒシャクを入れて、マンボウにエサの時間だよと伝えます。気づいたマンボウは、いつもエサが貰える場所へと体の向きを変えます。そうすると水槽内に手を入れて、手元までマンボウを呼んで手からエサを与えます。これが、マンボウにエサを与えるまでのルーティーンです。
このルーティーンを守ってエサを与えることで、神経質を言われるマンボウの健康管理に役立っています。
エサは、イカやエビ、カキ、マグロなどをミキサーでペースト状にした柔らかいエサを与えています。
マンボウは神経質な性格のため、お客様を集めて紹介できないのが残念ですが、水槽に手が見えたら、マンボウの餌の時間です。そっとご覧ください。

魚類展示課長 大澤 彰久

2016.1.6 Vol.4 ~「安心して下さい。生えてますよ。」~

今年最初の投稿は海獣展示二課の中野課長です。

毛は生えているの?と、よく聞かれますが、大きな体の割に短い毛でよく見ないとわかりません。
毛のあるところとないところがあり、成長したオスのセイウチの特徴です。
飼育係には、しっかり見えていますよ。

海獣展示二課長 中野 良昭

2015.12.30 Vol.3 ~イルカパフォーマンス~

第3回目はイルカ担当の井上課長です。

「マリンジャンパーズ」が繰り広げる軽快でスピード感あふれるイルカパフォーマンス。個性豊かな4頭のイルカ達で構成され、それぞれの得意技とチームワークを生かしたフォーメーションは必見です。
空高く舞うイルカ達の演技にご注目ください。

海獣展示一課長 井上 聰

2015.12.23 Vol.2 ~おかえり「ラン」!~

第2回目はシャチ担当の小松トレーナーです。

4年振りの再会を果たした三姉妹。
右側より三女「ラン」長女「ラビー」次女「ララ」、ラビーの子供「ルーナ」です!

輸送後のランは、少し戸惑う様子も見受けられましたが、今ではすっかり鴨川の環境にも慣れてきたようです。4年間、名古屋で成長し立派な大人になり帰ってきましたが、お茶目な性格は変わっておらず、私達トレーナーを懐かしい気持ちにさせてくれました。
現在オーシャンスタジアムでは姉妹で遊ぶ姿や、4頭での賑やかなパフォーマンスをご覧頂けます。今後も4頭をあたたかく見守ってください。

海獣展示一課 小松 加苗

2015.12.19 Vol.1

記念すべき第1回目は勝俣獣医。名古屋港水族館でのアースの様子を紹介いたします。

獣医の勝俣です。アースの輸送に同行してきました。
アースのことを心配に思ってくださっているFacebookへのコメントが多いようですが、安心してください。
アースはまるでリンちゃんのお兄ちゃんみたいです。
ステラが2頭の面倒をみています。
ビンゴとオスカーには厳しかったステラですが、同じオスでも孫への反応は大違いです。調子に乗ってヤンチャして、そのうちステラにおこられそう、という状況です。
ステラ、リン、そして水族館の方々に暖かく受け入れてもらい、アースの新しい生活は順調にスタートしました。

海獣医師 勝俣 悦子

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